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■教材選び

1、教材:行政書士試験の教材は大きく分けて基本書、問題集(過去問)、六法の3種類があり、効果的に学習するためには全て揃える必要がある。この3種類の中にも色々あるのだが、最低でも各一冊は揃えなければならない。教材に必要な合計金額は1万円から2万円ほどである。

2、基本書:基本書とは教科書や参考書のことで知識を体系的に詰め込む為の本のことである。資格試験の教材の中ではインプットの為の本と言われている。基本書には難易度的に3段階あり(出版する会社によっては1段階や2段階の場合もあり)、法律の知識がゼロの人向けにかかれたもの、法律の知識が少しはあり行政書士試験の勉強をこれから始める人向けにかかれたもの、ある程度勉強がすすんでいる人向けにかかれたものなどがあります。基本的に、難易度の低い基本書は講義形式で書かれており分かりやすいが、扱う内容が不十分でありもう一冊別に基本書を買う必要がある。逆に、難易度の高い基本書は多くの内容を扱っているが分かり難く読みにくいものが多い。また、法令と一般教養が二つともまとめられている基本書や、二つが別々になっている基本書がある。行政書士試験は一般教養が意外と合否を分ける場合がある為、できるだけ一般教養においても基本書を購入し勉強すると良い。

3、問題集(過去問):問題集は過去問を年度別に収録したもの、過去問を分野別に並べ替えたもの、○X式のもの、出版社のオリジナルなどがある。基本書がインプットなら、問題集はアウトプットのためのものである。最低でも過去問タイプのものは購入する必要がある。どの出版社のものでも掲載されている問題に大差はないが解説には若干の違いがある。また基本書と連携しているものも多いので基本書と同じシリーズものを買うのが良い(好みの問題)。効果的に勉強する為には基本書で知識を詰め込み、過去問を解くといった反復が必ず必要である。基本書だけを覚えいざ試験を受けても恐らく解けないはずであり、過去問を解きながら確実に知識を整理していかなければならない。

4、六法:六法には行政書士試験専用の行政書士六法というのがあるのでこれを一冊買うと良い(法律ごとに一冊づつ揃える必要はない。あるにこしたことはないが。)。いくつかの出版社から発売されているので好きなものを選ぶと良い。商法などは最近何度も改正があったりするのでできるだけ最新のものを買わなければならない。ただし、民法だけは自由国民社から出版されている口語民法が非常にわかりやすいので一冊あると非常に便利である。基本書や問題集を勉強すると必ず、(民法第96条)とか(商法第13条)等とかかれているので、わからない部分は素早く調べていく癖をつけなければならない。

5、その他:基本書、問題集、六法以外にも行政書士試験の情報誌、模擬試験など色々あるので勉強の為になると自分が判断したものは取り入れていくと良い。ただし、あまり手を広げすぎると逆効果になることはいうまでもない。

6、教材の選び方:教材の選び方は他人の意見や評判を聞いたうえで最終的に自分の好みで選ぶこと。購入後、相性が悪いと思うようになれば早めに別の本を買うのも良い。だが、購入前に吟味して失敗のないようにすべきである。このサイトに出版社別にまとめたページ作成したので参考にして欲しい。
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