地震 ■地震 1、地震:日本は世界有数の地震国である。地震は地殻やマントル上層部の急激な変動が原因で生じると考えられている。 2、震源:地震が起こった場所を震源という。震源地を特定するためには、最低3つの地震の観測地点から、震源までの距離がわかればよい。 3、震央(しんおう):震源の真上の陸上の地点を震央という。観測地点を中心に震源までの距離を半径とした円を描くと、3つの共通弦は1点で交わり、ここが震央となる。 4、震度:観測地点それぞれの揺れの大きさを表す指標を震度という。強さにより1から8までにわけられ(5と6は強弱がある)、全部で10段階ある。 5、マグニチュード:マグニチュードとは地震の規模をあらわす指標で、観測地点によらない。マグニチュードが1増えると地震のエネルギーは約32倍になる。 ■地震波 1、地震波:地震があると、初めに小さな振動があり、その後から大きな振動がある。初めの振動をP波といい、後の振動をS波という。 2、P波:P波は初期微動ともいい縦波で、波の伝わる方向と振動する方向が一致している。速度は約6〜8km/Sである。 3、S波:S波は主要動ともいい横波で、波の伝わる方向と振動する方向が垂直である。速度は約3〜4km/Sである。 4、初期微動継続時間(P−S時間):P波の到達した時からS波が到達するまでの時間を初期微動継続時間という。震源から遠くなるほどP波が到達してからS波が到達するまでの時間は長くなる。つまり初期微動継続時間と震源からの距離は比例する。 5、震源までの距離:震源までの距離は初期微動継続時間にある一定の定数(7〜8)をかけて求めることが出来る。 |
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