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ネット関連用語


インターネット関連用語は無数にあり、きりがない。気になる用語は日頃から検索するよう心がけること。難しい専門的な用語よりも、一般的な用語を特にチェックするように。

■ネット関連用語

1、LAN(Local Area Network):ランと読む。小規模なコンピュータネットワークのこと。

2、プロトコル(Protocol):コンピュータ同士で通信するための約束事のことで、通信手順とか通信規約と呼ばれることもある。インターネットの標準プロトコルで現在最も普及しているのが、TCP/IPである。

3、IP(Internet Protocol):アイピーと読む。米国防総省のネットワークプロジェクトで開発されたプロトコル。OSI基本参照モデルの第3層(ネットワーク層)に位置し、ネットワークに参加している機器の住所付け(アドレッシング)や、相互に接続された複数のネットワーク内での通信経路の選定(ルーティング)をするための方法を定義している。コネクションレス型のプロトコルであるため、確実にデータが届くことを保証するためには、上位層のTCPを併用する必要がある。UNIXの標準プロトコルとなったことから急速に普及が進み、現在世界でもっとも普及している。IPによって世界規模で相互に接続された巨大なコンピュータネットワークをインターネットと呼ぶ。

4、TCP(Transmission Control Protocol):ティーシーピーと読む。インターネットで利用される標準プロトコルで、OSI参照モデルのトランスポート層にあたる。ネットワーク層のIPと、セッション層以上のプロトコル(HTTP、FTP、SMTP、POPなど)の橋渡しをする。インターネットでは、トランスポート層のプロトコルとしてUDPも使われており、UDPは転送速度は高いが信頼性が低く、TCPは信頼性は高いが転送速度が低いという特徴がある。

5、TCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol):ティーシーピーアイピーと読む。インターネットやイントラネットで標準的に使われるプロトコル。米国防総省が、核攻撃で部分的に破壊されても全体が停止することのないコンピュータネットワークを開発する過程で生まれた。UNIXに標準で実装されたため急速に普及し、現在世界で最も普及している。OSI参照モデルではIPが第3層(ネットワーク層)、TCPが第4層(トランスポート層)にあたり、HTTPやFTPなどの基盤となるプロトコルである。

6、ブロードバンド:broadは広い、bandは帯域という意味で、広帯域の通信方法のことであり大容量の情報を伝達することができる。ADSLや光通信のことをさす場合が多い。逆の意味にナローバンドがある。

7、ナローバンド:narrowは狭い、bandは帯域という意味。主にダイヤルアップ接続などの低速な通信回線のこと。

8、ADSL(Asymmetric Digital Subscriber Line):エーディーエスエルと読む。電話の音声を伝えるのには使わない高い周波数帯を使ってデータ通信を行なう、xDSL技術の一種。一般の電話に使われている、1対の電話線を使って通信する。送信と受信でデータ転送速度が異なる非対称(Asymmetric)であることが特徴。

9、WWW(World Wide Web):ワールドワイドウェブと読む。インターネットやイントラネットで標準的に用いられるドキュメントシステム。HTMLという言語で文書の論理構造や見栄えを記述し、文書の中に画像や音声など文字以外のデータや、他の文書の位置(ハイパーリンク)を埋め込むことができる。

10、HTML(HyperText Markup Language):エイチティーエムエルと読む。webページを記述するためのマークアップ言語。文書の論理構造や見栄えなどを記述するために使用される。また、文書の中に画像や音声、動画、他の文書へのハイパーリンクなどを埋め込むこともできる。HTMLで記述された文書を閲覧するには通常Webブラウザを使用する。

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